【読書】仕事をストレスフリーで進めるためのマインドルネス入門

マインドフルネスとは

 最近よく耳にするマインドフルネスですが、用語の意味をおさらいしてみましょう・

マインドフルネスという用語は、特定の介入技法と、それにより達成される心理状態という2つの意味をもつ。『マインドフルネスに見る情動制御と心理的治療の研究の新しい方向性』杉浦義典 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsre/16/2/16_2_167/_pdf

 介入技法の例としては、瞑想です。そして瞑想の結果、到達できる心理状態がマインドフルネスです。

 マインドフルネスの効果

 ではマインドフルな状態になると、どんないいことがあるのでしょうか?

①周囲の負の影響を受けにくくなる

 普段私たちは、周りにいる色々な人の言動によって、ネガティブな感情になることがあります。そしてそのネガティブな感情によって引き起こされた自分の行動が、悪い結果を生み出してしまうことが残念ながら多々あります。

 マインドフルな状態になれれば、究極的にはネガティブな感情すら持たなくなるようです。また最低でもネガティブな感情になってしまっても、そのことに気づき、その感情をコントロールできるようになります。

②成長思考になれる

 人は失敗をしてしまった時は、「自分には能力がないからだ」と根拠なく自己否定をしてしまい、落ち込んでしまうことがあります。そしてその状態になってしまうと、失敗に対して反省して次の行動を取ることも出来なくなってしまいます。

 失敗した時でもマインドフルな人であれば、自分を責めることをしないので(自分が自分を責めていることに気づけて、それを止めることができる)、常に成長思考で活動し続けることができます。

 

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